目に見えないウイルスという敵との闘いが続くコロナ禍では、自分の健康は自分で責任もって管理しないと誰も守ってくれません。
感染予防対策だけでなく、免疫を落とさないように栄養をきちんと摂ったり、適度な運動を心掛けたりすることも大切ですね。
そして、そうやって気を付けていても、それでもなんとなく体調が優れないなぁと思うことがあるかもしれません。
そんな時はできる限り早めに大事をとって体を休めるようにしたいですね。
今日のフレーズは「on the safe side」です。
意味:大事を取って、安全を期して、念のため
最初の使用例は「フレンズ」です。
フィービーが病院で出会った男性のことをさぐるため、メロドラマでレモーレ医師を演じている俳優のジョーイが医者を装い、その男性の病室を訪ねます。
Joey: Hi! I’m Dr. Drake Remoray and I have a few routine questions I need to ask you.(医師のドレイク・レモーレです。いくつか確認したいことがあります)
Man: Really? I’ve been dealing with Dr. Wells.(そうですか?僕の担当はウェルズ医師ですよ)
Joey: I know, but I’m a neurologist. And just to be on the safe side, Dr. Wells wanted a more comprehensive overview of your status so he sent me.(わかっていますが、私は神経科医です。安全を期するため、ウェルズ医師はもっと包括的な状況を知りたいと思い、それで彼に頼まれて私がきたわけです)
Man: Dr. Wells is a woman.(ウェルズ医師は女性です)
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次の例は「デスパレートな妻たち」からです。
心臓の薬を飲んでいるのに一向によくならないブリーの夫レックス。
実はブリーに想いを寄せる薬剤師が偽の薬を処方しているせいなのですが、それを知らない医者は、別の病院の専門医に相談しようと持ち掛けます。
それに対してレックスが不安気な態度を見せると医師が言います。
Doctor: Your body isn’t responding to the medication the way it should, and the tests we’ve run have all come back negative, so I, I just want to be on the safe side. (薬の効果が出ていないし、検査の結果もすべて陰性だったから、念のためだよ)
😀 追記:会議の通訳をするために「ブリーフィング」と呼ばれる事前会議を持つことがあります。そこで会議の目的や、その会議で達成したいこと、参加者の関係性などを聞いたり、事前にもらった資料に関して不明点があればここで確認したりします。
今朝のブリーフィングでパートナー通訳者が、「Appendix(文書の最後のほうに付録・追加情報としてつけられているもの)にある事例を紹介する可能性はありますか?」と聞くと、プレゼンをする予定のアメリカ人が「時間があれば話そうと思っているけど、持ち時間が30分だからどうかな。」と言い、そのあとに、「Would you like me to go through? Just to be on the safe side?(念のために、説明したほうがいい?)」と聞かれました。
先日このフレーズを紹介したのを思い出し追記しました 🙂