今日のフレーズは「I’d kill for ~」です。
意味:何がなんでも手に入れたい、めちゃくちゃ欲しい
kill =殺す、なんて物騒な言い回しですが、英語にはこういう大げさな言いまわしが結構ありますね。「It wouldn’t kill you to ~ 」という言い回しもよく使われます。
これは、「~するなんて大したことじゃない(=~くらいすればいいじゃないか)」 程度の意味です。
たしかFriendsでも、ジョーイがチャンドラーに言ってましたね。「It wouldn’t kill you to say it once in a while」みたいなセリフ。
一つ目の使用例は「プリティ・リトル・ライアーズ」からです。よくある女の子同士のカジュアルな会話です。
エミリーが、スペンサーに「コーヒー飲みたいからマヤとちょっと出かけるけど、一緒にくる?」みたいな感じで軽く誘い、スペンサーがそれに対して「ラテがめっちゃ飲みたいけど、練習できるのはこの時間しかないから・・・」と断っています。
Emily: Maya and I are going for some caffeine. Do you want to join?
Spencer: Oh, I’d kill for a latte, but, um… This is my only time to practice, so…
Emily: We’ll catch you later.
プリティ・リトル・ライアーズも一時ハマって観ていましたが、シーズンが長引いて全員が高校生はきついでしょう~というくらい成熟してしまっていましたね(笑)
次の使用例は「セックス・アンド・ザ・シティ」からです。シャーロットは自分の身体にコンプレックスがあり、ジャグジーやサウナでもタオルを取ることができませんでした。
自分のコンプレックスに向き合おうと一人でサウナに行き、勇気を出してタオルを取って座ると、向かい側に座っていた初対面の女性がシャーロットの身体を見てこう言います。
それを聞いてシャーロットは自信に満ちた笑顔を浮かべる、というシーンです。
このシーンのように「うらやましい」という気持ちが強い時にも使えますね。