『Where the Forest Meets the Stars』は、Glendy Vanderahによる感動的で美しい物語です。
シカゴ大学の修士課程で鳥類の研究をするJoeは、イリノイ州の森で夏休み中にフィールドワークを行っています。そこに、謎の少女Ursaが現れます。彼女は宇宙から来たエイリアンだと言い、人間の女の子の体を借りていると主張します。Ursaの体にはたくさんのアザがあり、Joeは、Ursaが虐待から逃れてきたのではないかと心配しますが、彼女は自らの過去を明かそうとしません。
UrsaとJoeの間には友情が芽生えていきます。それ以外にも隣人のGabeや友人のTabbyなど、さまざまな人々との交流が描かれています。
Ursaの秘密とは一体何なのか?
彼女は本当に宇宙から来たのか?
徐々に真実が明らかになっていくのですが、その答えを知るまでぐいぐいと引き込まれます。
SFやファンタジーの要素もあるのですが、同時に社会派小説とも言えると思います。登場人物たちが、自分の持つトラウマや苦悩と向き合いながら成長していく姿が描かれています。また、自然や愛を通じて癒されたり、家族との絆の大切さも美しく表現されていると思いました。
「宇宙の可能性」を否定しない人であれば抵抗なく楽しめる本です。読んで良かったなと(私はAudibleですが)思ったとても感動的で美しい物語でした。Audibleでの無料体験やKindle Unlimitedでの無料提供など、手軽に手に入れることができるので、興味があったらぜひ読んでみてください。