こんにちは。今日のフレーズは

Not if I can help it.

です。

さて、どういう意味でしょうか。

簡単な単語の羅列なのに、意外と難しいのではないでしょうか?

私は初めて聞いた時「?????」でした(笑)

たまたま友達と読み合わせをしていたgossip girlのスクリプトにこのセリフが出てきたので、

「そういえば、これ初めて聞いた時は全然意味がわからなかったんだよなぁ~」

ということを思い出し、紹介することにしました 🙂  

 

さて、ではまずは意味から。

Not if I can help it.

意味:そんなことする気はない、そんな事態は起こさせない 

(used to say that you are not going to do s/th or let s/th happen )

 

最初の使用例は昨日読んだ「gossip girl」 から。

Rufus: So you really impressed the guy, huh? Must be the way you poured those sodas. (ずいぶんと彼を感心させたようだね。ソーダの注ぎ方がよかったんだな)

[ルーファスが振り返ってコーヒーをカップに注ぐ]

Dan: Yeah about that, uh, I know I may have been a little light with the gratitude.(ああ、それについてだけど・・・きちんと感謝を示してなかったよね)

Rufus: Yeah, a touch.(まぁね)

Dan: But I appreciate it, all of it. Even if I sometimes don’t show it.(でも、感謝しているんだ。すべてに。きちんと伝えない時もあるけど)

Rufus: We’re real men son; we don’t like to share our feelings. But I know what you’re capable of and nothing; my last name, my bank account, is going to stop you from getting what you deserve. Not if I can help it. (俺たちは真の男だからな。感情を表に出したくない。でも俺は、お前がどれだけ優れているかちゃんとわかっている。や、うちの家柄や預金残高も、お前が自分の能力に見合ったものを得ることを阻むことはできない。俺がそんなことはさせない)

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次は「NCIS」からです。

René Benoit: So, what did Jeanne tell you about me? (で、ジャンヌは私のことを何と言っていたんだ?)

Tony: Oh, everything. World’s greatest dad.(いろいろ。世界一の父親だって)

René Benoit: Children want to believe the best of their parents. I’m sure you believe your father is a good man?(子供は自分の親が最高だと思いたがるものだ。君の父親も立派な方なのだろう?)

Tony: He was.((他界しましたが)立派な父でした)

René Benoit: Still, love has a way of blinding us to the imperfections.(愛情ゆえに相手の欠点が見えないことがある)

Tony: It’s still love (それも愛です)

René Benoit: True. And we both love Jeanne. (そうだな。私たちはジャンヌを愛している)

Tony: Yes we do.(はい、愛しています)

René Benoit: Are you going to break my daughter’s heart?(私の娘を傷つけるつもりか?)

Tony: No, sir, not if I can help it.(まさか、そんな気はありません)