こんにちは。

今日は、英語で聞いた瞬間はぱっと日本語に訳しにくいけど(同時通訳する場合は、話し手の間の取り方によって特に・・・ 😐 )、一回覚えたら便利な言い回しの1つで、とても英語らしいなぁと個人的に思う「~が一番のとりえ、とりわけ、非常に」という意味のフレーズを紹介します。

 

今日のフレーズ「nothing if not ~

意味:~が一番のとりえ、とりわけ、非常に、~以外の何物でもない

 

1つ目の使用例は「ゴシップガール」からです。

自分にB評価をつけた新人教師に意地悪をしたブレアは学長から罰として社会奉仕活動を命じられ、イエール大学にも報告されてしまいました。

社会奉仕のための掃除をドロータにやらせていましたが、父親がやってきたので頑張ってるふりを始めます。

 

Harold: You know, Blair Bear, I’m proud of you for handling your punishment with such grace.(ブレア、君がそんな風に優雅に罰を受け入れ頑張っているのを見て誇らしいよ)

Blair: Well, we Waldorfs are nothing if not graceful.(そりゃぁ、ウォルドーフ家の人間の取り柄は優雅さですもの)

 

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次の例は「デスパレートな妻たち」からです。

殺人罪で逮捕され、フェアビュー刑務所に拘留されているポールは、血はつながらないものの子供のころから自分の子として育ててきたザックに、ザックの実の祖父(お金持ち)に頼んでいい弁護士を雇ってくれるようお願いします。

 

Zach: Noah’s not gonna give me a dime if he knows it’s for you. He hates your guts.(お父さんのためだと知ったら、おじいちゃんは一銭だってくれないよ。お父さんのこと心底嫌ってるからね)

Paul: Tell him it’s for you. Tell him you want a car. Tell him you’re ready for him to buy your love. Trust me, dying men are nothing if not sentimental.(自分のためだと言うんだ。車が欲しいと言え。向こうの好意を受け入れる心の準備ができたと言うんだ。死を前にした男はとりわけ感傷的だからうまくいく)