「だからこそ」、「なおさら」って日常的によく使いますよね。英語でそういうことを言いたい場合、何と言いますか?
もちろんいろんな言い方があると思いますが、今日は私がよく聞くフレーズを紹介します。
それが「all the more reason」です。
意味:だからこそ、なおさら、それだけに一層
最初の使用例は、「デクスター」からです。亡くなった父親ハリーから相談を受けて、ハリーと共に、デクスターのための掟を作り、実行させたボーガル博士がデクスターの前に現れます。どうも博士のことを信じることができず、彼女を遠ざけようとしているデクスターに、父親の亡霊が「信じてみたらどうか」と話しかけます。
Dexter: I don’t trust Vogal. I can’t.(ボーガルを信用してない。信用できない)
Hurry: All the more reason to keep her close. (だったらなおさら、近くに置いておくほうがいい)
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次の使用例は「NCIS」からです。新人いじめが趣味のトニーは、マクギーをからかったり、嫌な仕事を押し付けたりしています。
危険だから近づかないようギブスに言われた場所にマクギーを入らせようとしているところです。
MCGEE: Why? As you’ve pointed out many times, I’m just a junior field agent. (どうしてですか?何度も指摘されたように、私は単なる新人捜査官ですよ)
TONY: All the more reason you need the experience, Probie. (だからこそなおのこと経験が必要だろ、新米)