第一回目ワクチン接種の翌日、朝は元気だったのに午後から体が重くなり、夕方には熱が出て、もうどうなることかと思いましたが、なんとか復活しました 😛

さて今日のフレーズは「take matters into one’s own hands」です。

意味:自分でなんとかする。(本来やるべき人がやらない状況などで)自発的に対処する

まずは「24」からの引用です。大統領候補のデイビッドパーマーの長男キースは、妹をレイプした男を殺害してしまい、その事実を側近のカールがもみ消していました。

大統領選が始まり、彼のスキャンダルを狙うマスコミからの連絡ですべてが明るみに出て、家族内に不信感が生まれました。勝手なことをしたとキースを責めるシェリーとデイビッドが言い争うシーンです。

Sherry: Look, don’t you start with me, Keith. You’ve caused enough pain in this family.
David: Sherry!
Sherry: Well, I’m sorry, David, but somebody’s got to say the words. This whole thing wouldn’t have started if Keith hadn’t decided to take matters into his own hands. 

シェリーは自分のことを棚にあげて人を責めるのが得意でしたね。のちに大統領になったデイビッド・パーマーが善良な人なので、なぜこういう女性と結婚してしまったのか、とドラマながらに不思議に思ってしまいました。。 😕

 

次の使用例は「S.W.A.T」からです。

ホンド―に暴力をふるわれたという男が警察署に現れ、事実を確認するまでホンド―は一時観察処分になってしまいます。

しかし、調査の結果、刑務所にいるジミーの母親が仕組んだことだとわかり、疑いは晴れました。

ホンド―がジミーにその事実を伝えると、信じられないジミーはすぐに母親に会いに行き、事実を確認しようとします。

母親は「自分は知らない、きっと私がホンド―の悪口を言うのを聞いた誰かが私に取り入ろうとして勝手にやったんだ」というような言い訳をします。

Jimmy’s mother: I’ve been complaining about your boss messing with my family to just about everyone on my block, and maybe this lady whoever she is took it in her own hands and try to do something about it to impress me.

Jimmy: So you knew nothing about it.

Jimmy’s mother: Jimmy, I’m alone in here. It’s not my fault that somebody took matters into their own hands.

ジミーのお母さんもほんとすごい女性ですよ。

自分の夫(ジミーの父親)を射殺して刑務所に入っていたのに、なにかっちゅうとジミーに対して「あなたを守るために殺したのに。あなたのために17年も服役したのに」と恩着せがましく言うんですよね。

暴力夫で別れたかったのなら、離婚するなり、逃げるなりすればよかったのに、おびき寄せて正面から射殺して、しかも子供だったジミーに嘘の証言までさせようとし、そしてそれを「あなたのためにやったのよ」と子供に言うという、なんと恐ろしい女性だ。。。 🙁