今日のフレーズは「run (事柄)by (人)」です。

意味:(人)に(事柄)について意見を聞く、(人)に(事柄)について確認する

仕事で上司に確認したいことがあるときに使える便利なフレーズです 😛

最初の使用例は「S.W.A.T」からです。

クリスはチームで唯一の女性。自分の信念に基づいて生きている勇敢なS.W.A.Tメンバーのクリスですが、私生活はちょっと複雑。

バイセクシャルなので、男性とも女性とも愛し合えるのですが、そこに目をつけたカップルにthroupleと呼ばれる、カップルではなく3人での恋人関係に誘われます。悩んだものの、そのカップルに魅力を感じたクリスはthrouple関係を始めます。

そんなある日、そのカップルから今度は自分たちと同居しないかと言われ、それをストリートに相談するシーンです。

Chris: I have something I need to run by you.
Street: I am your confession booth.
Chris: Ty and Kira asked me to move in with them.
Street: Wow. That-That’s major.

自分に正直に生きているクリスはかっこいいと思います。「周りの目を気にしてしまう」ことに対しても、意地や見栄をはったりせずに正直に打ち明けられる本当の意味で正直な人なのが好感持てます。

普通に生きていたら人と関わるわけだから、周りの目や、周りの人の気持ちをすべて無視して気にしないで生きることはできないし、そういう勝手な生き方=正直な生き方というわけでもないと思うので、クリスはいろんな意味でバランスがいいと思います。

 

次は「フレンズ」からです。マイクとフィービーが初めて会うシーンです。
ジョーイとフィービーは、お互いに友達を紹介する約束をしていましたが、ジョーイはすっかり忘れていたことに直前になって気づきます。

フィービーに自分の友達の名前は「マイク」だと嘘をついてしまったジョーイは、セントラルパークで「マイク!マイク!」と呼びかけ、返事をしたマイクに昔からの友人だと嘘をつくようお願いしてフィービーとフィービーの友達との食事に連れて行きます。


フィービーの質問に答えてマイクが自分のことについて話し始めた時の会話です。弁護士なんだけど、やめたばかりなんだ、というマイクに、親しい友人を装うジョーイが、そういう大事なことはいつも俺に相談するじゃないか、みたいなことを言っています。

Mike: Well, I’m a lawyer.
Joey: Mike, ‘attorney at law’!
Mike: Actually, I just gave up my practice.
Joey: What? That’s the kinda thing you usually run by me.

まったくもってジョーイはいいかげんで呆れてしまうのですが(笑)そのおかげでマイクとフィービーがめでたく出会うことができたので「終わり良ければ総て良し」状態ですね。