こんにちは。
さきほど何気なくAmazonを見ていたら「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!」という本がお勧めで表示されました。私もこのタイトルに同感で、実際の生活で使える表現はほとんど海外ドラマで学べると思います。
もちろん、どのドラマを観るかにもよりますけど、基本構文を学び、イディオムを学び、自然な言い回しを学ぶには最適だと思います。
ここ数年は海外ドラマで英語を勉強しよう系の本がたくさん出ているので、私が英語を勉強していた頃に比べて学びやすい環境になってきていると感じます。
さて、今回のフレーズは「bighead/ big head」
意味:うぬぼれた、気取った、てんぐ[いい気]になった
今回の使用例は、「フレンズ」と「ブレイキング・バッド」からです。
両方とも似たような使い方で、big head(直訳だと大きな頭)と「うぬぼれた」をかけて相手をなじる嫌味または冗談とも取れる言い回しをしています。
「ブレイキング・バッド」の例では実際には「big(大きい)」を言っていないのがポイントで「大きい」と言わない代わりに「よくその(でかい)頭でドアを通れたな」という感じのことを言っています。そのため、big headの意味を知らないと面白さがわからないセリフです。
まずは「フレンズ」から。
ジョーイはちょっと売れたからと調子に乗り、エージェントに対して尊大な態度を取り、捨て台詞まではいてエージェントを後にします。
でもその後に自分が主演しているドラマが不人気で打ち切りになってしまいます。そのため、何とか役をもらえないかと、申し訳なさそうにエージェントを再訪するという場面です。
Joey: Hey! Terry.
Terry: Joey Tribbiani! I’m surprised your big head could fit through our small halls! I gotta go Joey.
お次は「ブレイキング・バッド」から。上司に褒められ、新しい役目を仰せつかったハンクがご機嫌で同僚と話している場面です。
このセリフでは、実際には「big head」とは言っていませんが、それを示唆するセリフです。
Hank: Hey, buddy, I am the brains and the brawn. I’m the whole package.
Gommy: I’m glad I didn’t just eat.
Other guy: I’m surprised your head still fits through the door.
やっぱりハンク好きです。ほんとうにキャラがいいです。