さらっと日本語で言えるけど、英語で言おうとして、ん?なんて言ったら自然かな、なんて考えちゃうフレーズってありませんか?

日本語をそのまま英語に直訳するのではなく、自分と同じ状況にいたら、英語が母国語の人はどんな言い回しをするかな、って考えることって大事だと思います。

そういう言い回しを海外ドラマの場面から学んで身に着け、自然に使えるようになりたいですね。

 

今回はnothing to itというフレーズを紹介します。

意味:どうってことない、なんてことはない、簡単

 

最初の使用例は「メンタリスト」からです。

明らかにヴァン・ペルトにご執心なリグズビーに、ジェーンが口説けとせっつきます。

 

Rigsby: Seduction’s not my strong point.(口説くのは得意じゃないんだ)

Jane: Seduction’s easy once you know the basic principles. There’s nothing to it.(基本さえわかってれば誘惑なんて簡単だよ。どうってことない)

 

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次は「ゴシップガール」からです。

みんなが参加する仮面舞踏会に行きたいけど招待状を持っていないジェニーと、そういうお金持ちっぽいイベントをくだらないと思っているヴァネッサの会話です。

Jenny: You found the masked balls totally cheesy!(仮面舞踏会なんてくだらないって思ってるんでしょ)

Vanessa: This is only my opinion. But if you really want to go, it’s not that girl that will prevent you.(私はね。でもあなたが本当に行きたいなら、彼女だって阻止できないわ)

Jenny: Nothing to it, I mean, I even have a dress!(なんてことないわ。っていうかドレスだってあるし!)