おはようございます。

今日は、すっごくシンプルで初歩的な単語なのに、意外とみんな使っていないっていうものを紹介します。・・というか、単語は使っているけれど、主に動詞としての使用で、名詞として使っていないので、今日は名詞としての使用例を紹介します。

さて、タイトルにある「発言権」に相当する、すごく初歩的な、多くの人が日々動詞では使用している単語とは何でしょう?

それは・・・・・・

say」です。これを名詞で使うときにはきちんと冠詞をつけて、「a say」と言い、「発言権を持つ」「発言権がある」という時は動詞の「have」を使い、「have a say」と言います。

have a say

意味:発言権がある、発言権を持つ、意見を言う資格がある

ちなみに「~に対して強い発言権を持つ」と言いたかったら「have a strong say in ~」でOKです 😀

最初の使用例は「NCIS」からです。

Tony: Are you studying to become a naturalized American citizen?(アメリカに帰化するために勉強しているのか?)

Ziva: I have to if I want to become an agent.(NCIS捜査官になるためにはそうしないといけないのよ)

McGee: Good for you, Ziva.(よかったね、ジヴァ)

Tony: Who says we want her as an American?(誰が彼女をアメリカ人にしたいと言ったんだ?)

Ziva: Who says you have a say?(誰があなたに発言権があるって言った?)

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

次は「メンタリスト」からです。レッドジョンに殺害されたと見られる女性の遺体が見つかり、その家族を訪問します。娘を失って悲しんでいる両親にジェーンがいつもの調子で話しだします。

Jane: Do you always follow your husband’s lead? Do you never struggle against his desire to control?(いつも旦那さんのいいなりですか?彼の支配欲に抵抗しようとしすることはないんですか?)

Mr. Plaskett: Excuse me?(何だと?)

Jane: Just because you drink too much doesn’t mean you don’t have a say. I should think he’s at least half the reason you drink in the first place. Yeah? A good man, but cold, pious.(お酒を飲みすぎるからって、あなたに発言権がないわけじゃありませんよ。そもそもお酒を飲みたくなる理由の大半は旦那さんでしょう?彼は善良に見えても心は冷たい)